そろそろ夏の疲れが出る頃です

土用を過ぎると立秋を迎え、暦の上ではもう秋です。でも、まだまだ厳しい暑さが終わる気配はありませんね。2か月以上続く暑さや湿気で体にずっしりと疲れがたまってくる時期です。特に今年は台風や雨の関係で湿度が高い夏でしたので、「今年の夏は特にしんどかった・・・」と感じておられる方も多いのではないかと思います。

貴女は、最近の体調はいかがでしょうか?

「夏バテで、もうぐったり・・・」このような時、当院では果物の「ぶどう」を食べるのをおすすめしているのです。甘みのある食材はたまった疲れを癒してくれるので、夏の終わりの食養生に役立ちます。

ぶどうは、体の「気」と「血」を補うことで、体内にエネルギーをめぐらせて、栄養を補給します。泌尿器系をつかさどる「腎」にはたらき、水分の代謝をうながして、むくみを改善したり、のどの渇きを潤してくれます。

ぶどうの「自然の甘み」には精神の緊張を取りのぞいて、心を落ちつける効果や体力消耗時の滋養強壮効果があります。

 

「ぶどう」の優れた栄養価

アントシアニン

アントシアニンは、「ぶどう」の皮に含まれるポリフェノールの一種。活性酸素を抑える働き(抗酸化作用)が高く、老化予防効果や視力回復、血圧降下など、さまざまな効果が期待できます。

糖類

太陽をしっかり浴びて育ったぶどうには、果糖、ブドウ糖などの糖類が豊富に含まれています。砂糖などとは違って、吸収が早く体内ですぐにエネルギーになるので、疲労回復が早まります。

カリウム

カリウムは、体内の余分な水分を外に排出してむくみを防いでくれます。生の「ぶどう」より干しブドウのほうが、カリウムは多く含まれています。カリウムは、ナトリウムを排出するので、血圧の安定にも役立ちます。

 

「ぶどう」おすすめ料理法

「ぶどう」は皮にポリフェノールのアントシアニンがたっぷりと含まれています。皮ごと食べられるたねなしぶどうの「ナガノパープル」「シードレスグレープ」は、皮をむく手間がなく食べやすいのでおすすめです。

もし、「ぶどう」がたくさんある時は、皮ごと「ぶどうジャム」にするもいいと思いますよ。

房から外した「ぶどう」をキレイに洗ったら、そのままミキサーでペースト状にして、「ぶどう」の重さの半量の砂糖と一緒に鍋に入れて、弱火で10分ほど煮詰めたら出来上がりです。とても簡単ですよね。パンに塗ったり、ヨーグルトに混ぜてもおいしく頂けると思います。

 

ぶどうの抗酸化作用は病気予防や老化防止に役立つ

「ぶどう」はヨーロッパでは畑のミルクといわれるほど、エネルギー補給に優れた果物として重宝されています。これから迎える「秋」を元気にすごすためにも、夏の疲れは早めに解消しておきましょう。

「ぶどう」に含まれる「ポリフェノール」は、悪玉コレステロールを抑え血液をきれいにするはたらきもあるとされています。また、病気の元になる活性酸素を除去するはたらきが、病気の予防や老化防止にも役立ちます。

ぶどう狩りに出かけて、もぎたてフレッシュなぶどうを楽しむのもいいですね。