パニック障害について

突然の息切れやめまい、動悸などにお悩みではありませんか?体調は特に悪くなくても、思いがけないタイミングで症状が現われるのが、パニック障害の特徴です。動悸、発汗、ふるえ、息苦しさ、胸痛、悪心、めまい、寒気、火照り、手先のふるえなど、このまま死ぬのではないかと思うくらいの激しい恐怖感です。

パニック障害は、ある時突然発症します。パニック障害を抱えている方は、常に発作の不安と隣り合わせとなり、いつまたなるんじゃないか、と不安でとてもつらいです。

パニック障害の発作時は、激しい恐怖感・不安感におそわれます。したがって、「不安な気持ちが引き起こす病気」だと思われがちですが、実はそれほど単純な病気ではありません。パニック障害は、脳内の働きが上手くできなくなることで、発症すると考えられています。

パニック障害は、早い段階で治療を受けることで治りやすいと言われています。一方で、長期化しやすい病気でもあり、改善するためには丁寧に治療していかなければなりません。

パニック障害は、決して珍しい病気ではなく、100人のうち1人は生涯で一度は経験する病気です。他人事だと片付けられるような病気ではなく、いつ誰がなっても不思議ではない病気です。

あなたが「もしかしたらパニック障害かもしれない」と思うようでしたら、このあとの記事をご一読ください。パニック障害の症状や原因、治療について、一緒に見ていきましょう。