食事で体調を整える定番「梅醤番茶」

日常生活の食事による手当て法として、むかしから用いられているものに「梅醤番茶(うめしょうばんちゃ)」があります。胃腸の調子がすっきりしない、疲れやすくなった、冷えをかんじやすい、風邪をひいた、体力低下などを感じたときに「梅醤番茶」を服用すると血行がよくなり、内臓のはたらきが高まります。体内の新陳代謝も高まると言われています。

梅醤番茶のつくりかた

①湯呑みに梅干1個を入れて、種を取り除きます。

②飲みこみやすい程度に、お箸で梅干しを適度につぶします。

③醤油大さじ1を入れます。冷えを感じる方は生姜のしぼり汁を2~3滴も一緒に入れると効果的です。

④熱い番茶をそそいで、やけどに気をつけて飲みます。

朝晩2回飲むと、健やかにすごせる助けになるはずです。冬は風邪しらずの体に、夏は熱中症予防に、と季節の変化による不調も防いでくれます。