おせちが続いた胃腸疲れに 「カリフラワー」
新しい一年の始まりです。人が集まりごちそうを食べる機会の多いお正月は、食べすぎ飲み過ぎになりやすい時期ですね。お腹の不快感や膨満感、体のだるさや眠気はありませんか?そんな時に、おすすめしたいのは「カリフラワー」です。
ブロッコリーに似た形の白い野菜で、クセのない味とさっくりとした歯触りが特徴の「カリフラワー」。
カリフラワーは、消化が良いため胃腸にやさしく、胃腸虚弱や消化不良を改善するはたらきがあります。また、加齢や疲れにより、気力体力が衰えるのを防いで、栄養を吸収する力を高めてエネルギーを補給します。
カリフラワーの優れた栄養価
①ビタミンC
みかんの約2倍に相当するビタミンCが含まれています。ビタミンCは熱に弱いですが、カリフラワーのビタミンCは加熱しても壊れにくい性質があります。強い抗酸化力で、疲労回復や美肌づくりに効果を発揮します。風邪のウィルスの働きを抑えるので、冬の風邪対策にも効果的。
②イソチオシアネート
イオウ化合物のグルコシノレートが変化したもので、免疫力を高めてガンを抑制する作用があります。
お正月の時期に食事で気をつけたいこと
お正月は、いつもと生活リズムが変わるため、食事のとり方も乱れて、不調を招きやすくなります。
この時期に食事で気をつけたいポイントは、
①食事の時間や回数を日常に戻す
②腹八分目
③お酒はほどほどに
以上の3つです。
不規則な食事は内臓の疲れをもたらします。だらだらと食べ続けたり、遅い時間に食事をとったりするのは控えて、できるだけ日常のリズムに戻すようにしましょう。
また、おせち料理は塩分と糖分が高いので、食べる量に注意して、ごちそうも腹八分目を心がけて下さい。
お酒は、少量なら百薬の長になりますが、飲み過ぎは禁物です。会話を楽しみながら、ほろ酔い程度にとどめるようにしておいてください。
「カリフラワー」は、年末年始から食べすぎて胃腸が弱っている時でも、しっかり栄養を吸収して、疲れやだるさを解消してくれます。お腹の調子を整えて、元気に一年をスタートしましょう。