心身症とは
「心身症」というのは、日ごろの過剰なストレスが大きく影響して、さまざまな体の不調が現れることの総称であります。字の通り、心と体が密接に関連して症状が出てきます。心理社会的ストレスが密接に関係することで、何らかの不調が認められると考えられています。
・自律神経失調症(自律神経の乱れが様々な体の不調や精神症状をまねく)
・緊張型頭痛(首肩や後頭部の強いこりが影響して頭全体が痛む)
・片頭痛(眼がチカチカする、かすむといった症状のあと、ズキズキと痛む)
・パニック障害(突然呼吸が苦しくなり動悸を感じ、不安におそわれる)
・過敏性腸症候群(緊張することで下痢や便秘が目立ってしまう)
・多汗症(手や脇の汗が多く感じ、人前や仕事・日常生活に支障が出てつらい)
などがあります。
心身症以外にも、最近急増している軽度のうつ状態、不安障害なども診察しております。
症状の程度によっては必要に応じて心療内科医師への紹介も行っております。
心療内科の通院と鍼灸との併用は問題ありません。多くの患者さまが元気を取りもどしておられます。