あるとき心臓がドドっと感じる「動悸」、ちょっと動いたら「息切れ」でしんどい

発熱や貧血、甲状腺機能亢進症、心臓疾患などがある場合、動悸や息切れが症状としてあらわれることがあります。一方で、精神的な要因でも動悸を強く感じることがあります。特に病気と診断されていないのに、動悸がある場合は、ストレスや不安などが原因と考えられます。強いストレスによって自律神経のバランスが乱れます。

病気が原因の場合は、その病気を治すことで症状もおさまってきますが、精神面が原因と考えられる場合は、まずゆっくり休養することが大事です。食べ物も「気分を落ち着かせる食べ物」と言われている「らっきょう」や「ごま」などを食事と一緒に摂るようにしてみましょう。

あわせてツボ刺激も、毎日の生活に取り入れてみてはいかがでしょう。

動悸・息切れを感じるときに 自分でできるツボ刺激「郄門(げきもん)」

場所・・・腕の内側、手首とひじの真ん中にあります。

「郄門(げきもん)」というツボは、ストレスが原因の動悸や息切れに効果があるツボです。親指をツボにあてて骨に向かって刺激します。鈍い痛みを感じるかもしれません。症状を感じた時に行うといいですし、普段からツボ刺激しておくと、予防にもつながります。

ストレスで負担のかかった体に、ゆっくり休養を

ストレスによる体の不調は、体からのアラームようなものです。「これだけ体には負担がかかっています、ゆっくり休めてくれませんか、これだけ症状を出しても気づいてくれませんか?」と体が訴えているとイメージしていただくとわかりやすいと思います。前に突き進むだけでなく、一旦立ち止まってみることも大事だと思います。まずは、ゆっくり体を休めましょう。