あるとき突然、心臓が「ドドドッ」と高鳴るような動悸を感じたり、少し動いただけで息切れがしてしんどくなる。
そんな経験、ありませんか?

実はこれらの症状、発熱や貧血、甲状腺機能亢進症、心臓疾患といった病気でも起こるものですが、特に異常が見つからない場合には「精神的なストレス」が大きく関係していることがあります。

最近、気が張ることが多かったり、ちょっとしたことで不安になったりしていませんか?
強いストレスを感じると、自律神経のバランスが崩れてしまい、その結果として動悸や息切れといった不調が表面化します。


💡 こんなとき、どうしたらいいの?

まずは**「ちゃんと休むこと」**が大切です。
ストレスや疲労が蓄積すると、体は「そろそろ限界です」とサインを出します。
それが動悸や息切れといった症状として現れているのです。

そして、食べ物にも気をつけてみましょう。
「気を落ち着かせる食材」として、らっきょうやごま、はと麦などが知られています。
香ばしいごまは、心を落ち着かせてくれるだけでなく、抗酸化作用もありますのでおすすめです。


🪡 ツボ刺激でセルフケアも

東洋医学では、ツボ刺激によって気の巡りを整え、自律神経を落ち着かせることができます。

\ 動悸や息切れを感じたときに /
おすすめのツボ:「郄門(げきもん)」

  • 場所:腕の内側、手首と肘のちょうど中間あたり

  • 押し方:親指でやさしく押し、心地よい圧を感じたところで5秒キープ。左右それぞれ数回ずつ行いましょう。

このツボは、こころの不安を鎮めるツボとしても知られています。症状があるときはもちろん、予防として日頃から刺激しておくと安心です。


🌿 ひと息つける場所で、整えてみませんか?

ストレスや不安でこわばった体は、鍼灸によるアプローチでゆるみを取り戻すことができます。
「よろづ鍼灸治療院」では、まずお話をしっかり伺うことから始め、こころと体がゆっくりほどけていく時間をご提供しています。

気になる症状を感じておられたら、ぜひ一度ご相談ください。
無理せず、ちゃんと立ち止まって、自分自身を労わることも、立派な「前進」です。