頭ではわかっているけど、体が言うことをきかない・・・

やらなきゃいけないことがいっぱいあるのに、こころと体がだるくて言うことを聞いてくれない・・・。こういう症状をお持ちの方はとても多いです。

疲れやだるさの原因はさまざまです。睡眠不足・ストレス・過労・不規則な生活習慣など、人それぞれに理由があります。

だるさは、体からの「休めのサイン」です。だるさを感じながらも、そのまま見て見ぬふりで放っておくと、さらに疲労が蓄積していき、心身の不調につながりかねません。

「だるさ」や「疲れ」を感じているようでしたら、そのままにしないで、まずはゆっくりと十分な休息を取るようにしてください。

6月は祝日もありませんので、有給を使うのもいいでしょう。まずは積極的に休めることが大切です。

梅雨の時期も気圧の変化で疲れやすくなる

梅雨に入り、雨や曇りがちの日が多くなります。それでいて、晴れる日は夏日並みに熱くなり湿度も高い。という梅雨の気候は、気圧の変動も大きくなります。

気圧の変化は、耳の奥「内耳(ないじ)」に少々負担をかけます。その影響は神経を伝って脳に伝わり、自律神経のバランスが乱れやすくなります。

「だるさ」や「疲れ」がいつもより目立つだけでなく、他にも、心臓がドキドキする「動悸(どうき)」、めまい、冷え、のぼせ、不安、胃腸の不調など、いろいろな不調につながる場合があります。

やる気の出ない時があっても、自分を責めないで

だるさを感じつつも、無理をし続けているという方は、真面目なタイプの方が多いように見受けられます。

・いつでも何をしていても仕事のことを考えている

・私がやらなければ・・・と強い意志を持たれている

・ちょっとしたミスでも引きずり、落ち込んでしまう

・周りの期待を裏切りたくない

など、思い当たることはありませんでしょうか?このように過ごしておられるとしたら、自分自身をさらに追い込む形になるので、こころと体は大変なストレス状態となります。ストレスから解放してあげなければなりません。

「だるさ」や「疲れ」を感じている時には、無理せずゆったり過ごすことに取り組んでみてください。休養は意識しないと取れません。休日だからと予定を詰め込んだり、遠出をしたりではリフレッシュは出来ても、疲労は増えるだけであまりお勧めできません。

やはり睡眠が大切ですから、「いつもより早く寝る」、「いつもより1~2時間ほどゆっくり眠る」という日を作ってあげましょう。そして、自分の好きな香りや、リラックスできる寝具、ここちの良い音楽など、こころと体が解きほぐれるように、日々の生活にゆとりを持たせてみてはいかがでしょうか?