風邪をひく原因の8~9割はウイルス感染によるものです。しかし、体に充分な抵抗力があれば、たとえウイルスが侵入しても、風邪をひかないか、ひいたとしても軽く済むはずです。

風邪をひきやすくなっているときは、ストレスや過労などで体力が落ち、免疫力が落ちている証拠です。大切なのは食事や日常生活に気をつけて、体のバリア機能である免疫力を高めて、風邪をひかない体にすることです。

もしも、風邪をひいたときの対処法としては、
「寒気がするとき」は、血行をよくして体を温めて発汗させ、熱を下げる「生姜(しょうが)」をとること。
「頭痛やコリがあるとき」は、筋肉の緊張を緩める「葛(くず)」をとること。
「発熱しているとき」は、体の熱を冷ます「スイカ」や「梨」、「グレープフルーツ」などをとること。
そして何より大切なのは、「ぐっすり眠ること」です。

「ストレスがかなり圧し掛かっている」と感じるときは、体の非常アラームが鳴っているようなものです。体の声をしっかり聞いて、免疫力を落とさないように毎日の暮らしを無理せず過ごしましょう。