春は心地よい季節のはずなのに、「頭がぼーっとする」「のどが渇く」「なんとなくイライラする」…そんな不調を感じていませんか?
それ、春特有の気候の変化や寒暖差による「自律神経の乱れ」が原因かもしれません。

とくに春先は、急な暑さによって体に余分な熱がこもりやすくなり、自律神経が乱れがち。すると頭痛、のぼせ、のどの渇き、胃腸トラブルなど、さまざまな不調が出やすくなります。
そんなとき、日常に取り入れたいのが「いちご」です。

いちごの東洋医学的な働き

いちごには、体にこもった余分な熱を冷ます力や、体をうるおす作用があるとされています。
のどの痛み、口の渇き、気が立ってイライラしやすいときにピッタリ。
また、「気」の巡りを良くして、心身を落ち着かせる働きも期待できます。

自律神経を助ける栄養素がたっぷり

いちごは見た目のかわいさだけでなく、美容と健康に嬉しい成分がぎっしり詰まっています。

1. ビタミンC

中サイズのいちご10粒ほどで、1日分の必要量が摂れるほど豊富!
抗酸化作用があり、免疫力アップや美肌づくりに効果的です。シミ・そばかす予防、コラーゲンの生成にも。

2. ペクチン(食物繊維)

腸内環境を整え、便秘解消に。さらに、血中コレステロールを下げる働きもあり、生活習慣病予防にも◎。

3. キシリトール

天然の甘味成分。虫歯菌の繁殖を抑え、口腔環境を整えてくれます。

おすすめの食べ方

いちごとヨーグルトの組み合わせがおすすめ!
いちごに含まれるペクチンと、ヨーグルトの乳酸菌が腸内環境を整えてくれます。朝食やおやつにぜひ。

日持ちしないいちごは、冷凍保存もOK。洗ってヘタをとり、水気を拭いて冷凍すれば、スムージーやジャム、シャーベットなどにも使えます。


春の不調を感じたら、鍼灸で体の中から整えてみませんか?

よろづ鍼灸治療院では、女性の自律神経の乱れや季節の変わり目の不調に寄り添う施術を行っています。
「最近なんとなく調子が悪い」「春になると気分が不安定になる」…そんなお悩みを、ぜひ一度ご相談ください。

食養生と鍼灸で、春を快適に過ごしましょう。