便秘でおなかが張って苦しくないですか?

便秘に悩まされている方は多いです。女性に多い傾向にあります。今の時代、子供も便秘で苦しんでいます。便秘が続きすぎるとお腹が張って苦しいし痛くなるし、と毎日しんどいですよね。薬や浣腸で一時的にスッキリさせたとしても、また出なくなる・・・の繰り返しではありませんか?

 

便は健康のバロメーターとも言われます。悪臭がなく、かたすぎず柔らかすぎず、大きさはバナナ状の便が健康な状態です。排便の回数には個人差はありますが、便が大腸の中にとどまってしまう状態が続くと便秘です。滞留時間が長くなると大腸で水分が吸収されすぎてしまい、便が固くなり外へだすことが困難になるという状態です。

 

運動不足・かたよった食事・過度な緊張・ストレスなどが原因で便秘になることが多く、さらに症状がひどくなると、腹痛・吐き気・嘔吐・頭痛などの症状も出る場合があります。

 

女性ホルモンとの関連から女性は習慣性の便秘が多く、神経がこまやかなこともあって、生活習慣や生活環境、食事の内容や量などが変化しただけでも交感神経の緊張をまねくことになり、腸の動きが鈍くなります。便秘が長く続いてしまうと、腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れて体に悪影響をもたらします。

 

毎日スッキリ!!快調な朝を迎えられることをめざして、ご自身でもできることがあります。セルフケアとして取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

これで貴女の便秘もスッキリ解消 便秘に効くツボ

①【大腸兪(だいちょうゆ)】

ツボの取りかた・・・左右の骨盤頂上をむすんだ線上(ベルトのライン)にあり、背骨から指2本外側がツボです。

ツボの刺激方法・・・両方の親指でおへそのほうに向かって押すようなイメージで刺激してみましょう。お灸をお持ちの方は、うつぶせになってから、どなたか手伝っていただける方にお灸を乗せてもらいましょう。

 

②【神門(しんもん)】

ツボの取りかた・・・手のひらを上にして、手首の小指側にある骨の出っ張りと、手首のシワとの間のへこんだ部分がツボです。

ツボの刺激方法・・・反対の手の親指でゆっくり押してみましょう。ジワーッと痛ぎもちい感覚があると思います。無理してグイグイ押すのではなく、痛ぎもちい程度にしてください。お灸をお持ちの方は、是非やってみましょう。少しへこんでいる部分なので倒れないように十分気をつけて行ってください。

 

便意を感じたら、我慢は禁物です

習慣性の便秘を予防・改善するためには、便意を感じたときには我慢せず、すぐにトイレに行くようにしましょう。また、便意がなくても、毎朝トイレで便意を感じるようになるか習慣づけることも有効です。

 

運動不足になると腸の動きも鈍くなってしまうで、運動不足を解消させることも便秘を治すためには大切なことです。ウォーキングやストレッチなど、苦にならない程度でも構わないので、軽い運動をする時間もつくるようにしてみましょう。