昔からお茶は「体を守る」とされていたのですね
食のことわざで、
「朝茶は七里帰っても飲め」とあります。
朝、お茶を飲み忘れて旅に出たとき、七里(約28キロ)進んだとしても、自宅へ戻ってお茶を飲みなさい、ということわざです。お茶に含まれている有名な「抗酸化作用のカテキン」、「殺菌・抗菌作用のサポニン」など、病気を予防する成分が多く含まれています。昔から旅先など慣れない環境での体力低下・免疫力低下などで弱った体を守る飲み物として効果があるとされていたのですね。
裏千家茶道今日庵
お茶と言えば・・・
私は、今年の春に裏千家茶道今日庵 初級資格をいただきました。お稽古を通じて、鍼灸も茶道と通ずる部分があるように感じました。茶道は、「もてなす心、動じない精神」、鍼灸は、「患者さまの気持ちに寄り添うこころ」それでいて、「どのような状況でも動じない精神」。それぞれ、相手を思いやるやさしさと、力強さの共存の部分は似ているように感じます。
そして、茶道は「点前(てまえ)」「作法」の指導受けますが、すべての動きに意味があります。最初は意味がわからないのですが、ある時「なるほど、だからここで、こうするのか」といった感じで腑に落ちます。
人間の体も同じように感じます。いろんな症状があらわれますが、やはりそれにも意味があると思います。体がサインを出している。体の声を意識して生き方を変えてみると、体も変化する。すべての物事に「意味」があるように感じます。
※ご興味のある方は是非どうぞ
裏千家今日庵
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