春先のすごし方　～季節の変わり目に気をつけて～

春の空気を感じるようになりましたね。少しずつ暖かい日も増えてきました。梅田を歩いているとお相撲さんにばったり会いました。大阪に春が来た、という感じですね。

新生活を迎えられる方、職場の異動がある方、子供さんの幼稚園デビューを控えている方など、いろいろな春を迎えようとされているのではないかと思います。

環境の変化も大きい時期ですので、こころと体をしっかり整えて、元気に春を過ごしたいものです。

いつも通りの春を迎えるという方も含めて、みなさんに共通して言えることは、春先の気温差などの影響で自律神経のバランスに乱れが出やすいですよ、ということです。

めまい・顔のほてり・イライラ・情緒不安定・頭痛・不眠・不安感など・・・。気になる症状が目立つ場合は、まずはゆっくり休養を取り、無理をし続けないこと。ストレスのかかるものから離れるなど、まずできることから体の負担を軽くするように心がけてください。

加えて、花粉や黄砂などいろいろ飛んできますので、のど・鼻にも負担がかかります。空気清浄機のフィルターが汚れやすくなるイメージです。

空気清浄機も反応すると赤いランプがついて、清浄機能がパワーアップします。体も同じで、「浄化しないと・・・！！」と反応して鼻水やくしゃみを出して洗い流そうとします。簡単に言うと、余計なパワーを使ってしまうことで体が疲れるということです。

帰宅したら、顔を洗ってからうがいをする。髪をブラッシングする、というのも花粉を落とすという意味で効果があると思います。

そして気をつけていただきたいのが、春のおしゃれ先取りするのは無理しない範囲で・・・ということです。

３月になったから「冬の服装をしているようでは恥ずかしい」と、薄手のお洋服に替えられる方もおられますが、自分が寒いと感じるなら、周りがどうであれ暖かい服装にする。くれぐれも、おしゃれは二の次だということを、体のために意識していただけたら、きっと体も喜んでくれますよ。

薄手のストールを常備しておくことをお勧めしています。少し肌寒さを感じても首回りをしっかり封をしておけば、冷えから体を守ることができます。

もうひとつ、お勧めアイテムはタオルハンカチです。背中がひんやり、ゾクゾクするようなときには、首の付け根から背中にかけて肌着のあいだにはさみ込む。おなかが冷えてるようだったら、おへそを蓋するような位置にあててみる。空気の層が１枚できるだけでも、体にとっては大きな違いです。

やり始めた方は、「ちょっとしてことだけど、このちょっとしたことが体にとって大事なんですね。」とか、「とても気に入りました。簡単に冷え対策ができるので便利です。」など、喜んで頂いています。

貴女も一度お試しになってみてください。

うららかな春を元気に過ごすためにも、季節の変わり目は無理せず、ストレスを適度に発散しながらお過ごしくださいね。