何とも言えない疲労感のつらさから解放されるために
疲労感は、人によってそれぞれ症状が違うことや、その原因がはっきりと解明されていないことから、その方の一番つらい症状をまず取り除くことを優先していきます。体や心にとって一番負担となっている症状が少しでも改善するだけでも、かなり状況は変わります。したがって、医師や鍼灸師と、症状をしっかりと共有することがとても大切です。
一般的な方法は、以下にあげられます。
・漢方やビタミン剤の服用
・鍼灸治療
・認知運動療法
・有酸素運動
など
これらのほかにも、薬の服用や点滴、ヨガや瞑想などのリラクゼーションを取り入れることもあります。どの方法も疲労感の軽減には有効とされています。しかし、人それぞれ重点的に取り入れた方が良いものや、その量は違ってきます。
特に、有酸素運動は疲労感に効果があることが報告されていますが、最初から頑張りすぎると、かえって逆効果になってしまう場合があります。慢性的に感じる疲労感と運動での疲労のバランスを考えながら、ほどよい運動量を調整するためには、医師と相談しながら行うことが大切です。
鍼灸では、自律神経をととのえたり、こわばっている全身をゆるめることも、疲労感の軽減につながります。自律神経は、心と体の調子を整える、いわば全身の状態の基礎となるものです。自律神経を整えるということは、体の不調を改善することにつながります。
疲労感について、その症状や原因、改善方法をご説明しました。何とも言えない疲労感は、その症状のつらさはもちろんのこと、そのしんどさを理解してもらいにくい、ということがつらくありませんか?
もし私の疲労感が強いかもしれない、と思われましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。貴女が元気を取り戻せるよう、少しでもお役に立ちたいと思っております。